それは恋とか愛とかの類ではなくて
それは恋とか愛とかの類ではなくて
ピンクとグレーに出てくるわたしのすきなワンフレーズ。
ごっちとりばちゃんの関係を指した言葉なんだけど、わたしはわたしのアイドルに対しての感情だなって感じて、こんなぴったりな言葉を教えてくれてありがとうシゲアキ先生ってなったのを覚えてる。
そう、わたしのアイドルに対する感情は恋ではなくて愛よりもっと深くてなんかこう、うまく言葉にできないそういうもののはずだった。
はずだったんだけどさ、
気づいてしまったんだよ
わたしジョングクに恋してる。
ここのところザワザワしてる案件で気付いちゃったそんなちょっと(いや、だいぶか)痛くて哀しいわたしのはなしをしたいとおもう。
例えば、わたしは13年と少しの間八乙女光くんのおたくをしているわけですが、光くんに彼女がいようといまいと特に気にならない。
よっぽど変な女じゃない限り寛大な心で光くんのプライベートを案じて、なんならわたしもそろそろ恋人つくるか〜!自担に結婚先越されるのだけはごめんだわ!なんて軽口叩く余裕すらあると思う。
全く落ち込まないかっていったらそりゃわたしの大好きな人に特別な女がいるって事実には落ち込むけれど、いままでたくさん幸せにしてもらった分光くんも幸せになってねって思えると思う。
思うっていうのは実際に光くんにそんな噂が立ったことすらないから、あくまで想像の範囲内の話ですよって事なんだけど。
まぁとにかくダメージが少ない自信があるのだ。
でもジョングクに対しては違った。
女と絡むなとか指一本触れてやるなとかそんなこと思ったわけじゃないけど、とにかくモヤモヤしてかなしくて苦しくて、でもこんな感情になってる自分が嫌でジョングクが好きなだけなのに苦しくてつらい日々を少しの間過ごした。
すきになってからずっと欠かさず見てた動画もなんだか直視できなくて、ここ最近はずっとX1を見てた。(X1の話はまた別の機会に)
究極のところわたしがジョングクに望んでるのって、いつまでもその可愛い笑顔と安らぎの歌声をわたしたちに届けて欲しいってそれだけだったはずなのに、
嘘か本当かもよく分からない話に勝手に落ち込んで苦しくなって避けて、
それでもすきだし顔が見たいし会いに行きたいしいま何してるのか、今日がしあわせだったのか知りたい、ってすごくすごくワガママな感情を抱える拗らせたおたくになってしまった。
光くんにこんな感情抱いたことないから、わたしはそういうタイプのおたくじゃないと思ってたんだけど、どうやら違ったみたい。
わたしはジョングクにとくべつな感情を抱いてる。
たいせつでだいすき、の気持ちがおたくとして制御できる大きさではなくなってしまった。
リアコがつらいのはなんでかって話をしながら飲んだことがある。(御察しの通り酔っぱらい)
コンサートに行けばジョングクの目に他の女の顔がうつるから?
メイクヌナは触れられるのにわたしは絶対触れることができないから?
ステージを降りたジョングクがどんなことで笑ってどんなことで怒ってってそれすら知らないから?
小さなことを上げていくとキリがないわけだけど、何がつらいって絶対に距離が縮まらない事を知ってる事だって結論に落ち着いた。
わたしはもう大人だからわたしとわたしのすきな人の住む世界が違うことを知ってる。
共通点なんて同じ地球に住んでて、母国同士時差がないから日付が変わった瞬間を一緒に感じられるとか、たったそれだけ。
でも、わたしにはこの距離感がちょうどよくて、絶対に手の届かないひとだから好きみたいな節がある。
だから、余計につらい。
この感情の行方が分からなくて、つらい。
あのザワザワした一件でわたしは自分でもびっくりするくらい落ち込んだ。
白か黒かはもはやどっちでも良くて、ジョングクがあんなことで話題になるその危機管理の甘さにショックを受けた。
いや白か黒かはどっちでも良いって言ったけど、黒だったら寝込むと思う。正直にいうと心の中ではたくさん暴言吐きました。
わたしは縮まらない距離感がすきな通り、アイドルのジョングクに惚れてるわけで、アイドルっていうのはジョングクの仕事だから、つまりはジョングクの仕事姿に惚れたのだ。
だからこう、たとえ休暇中でももっと見られてる意識を持ってて欲しかった。
プライベートは邪魔してやるなと休暇に入る前に事務所から御達しがあったけど、そんなの無理なことくらい本人たちがいちばん分かってたと思う。
それでいてあんな行動したの?って、例えば仕事が出来て奥さん大好きだと思ってた人が不倫してるの知っちゃったみたいな、そんな気持ち。
これが男の子だけの旅行だったら多少やんちゃなことしてようと、お休みだもんねで済むんだけどな、
誰やねんあいつ、美人だからさらに腹立つな
いざこうやって想いの丈のをことばにしてみたら、所謂リアコとはちょっと違うのかもしれない。
わたしのものにならないのは知ってるから、せめて今はまだ誰のものにもならないでって言いたい。
そんな風に言ったらジョングクは、ぼくはぼくのものですよとか言いそうだけど、
ちょっと小馬鹿にしか視線でこっちを見ながらね。
いまはまだジョングクの瞳の中のキラキラを作るのが、わたしたちだけだったら良いなって思ってる。
ワガママなおたくでごめんね、
いつか来るその日には、笑顔でおめでとうって言ってあげられるようにちょっとひねくれただいすきを抱えていさせてね。
だいすきだよ、ジョングク
あなたにたくさんの幸福が訪れることを願っているよ、
これは本当。
ーそれは恋とか愛とかの類ではなくて